ドニゼッティの1時間余りの喜歌劇。
日本語のセリフにイタリア語の歌、これが違和感なく流れていくのは舘さん(演出家、日本語潤色台本作成)の創る秀逸な台本を、歌も演技も申し分のない3人が、動き回って表現するから❣️
あらすじ↓
ベルガモの旅籠の女将リータは、気の弱い夫ベッペを尻に敷いている。リータは以前結婚していたガスパーロが行方不明になってしまったため、未亡人としてベルガモに引っ越してきて、ベッペと結婚した。ところがある日、リータの旅籠にガスパーロがやって来たけど、再婚を決めていたため、彼女を見て逃げ出そうとする。2人の男性はお互いにリータから逃げようとするが、それを知ったリータが悲しそうにしているのを見て、叩かないのを条件にりーたと、ベッペは元サヤにおさまる。
こんな、大したことのないつまらないストーリー(笑)に、音楽をつけてしまうドニゼッティにブラボー❣️
そしてそれを、美しい歌声と、巧みな台詞回しで、お客さんを巻き込んで虜にした彼らにブラーヴィ❣️
帰りは皆さんホワホワと幸せに包まれていた。
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