モーツァルト 『コジ・ファン・トゥッテ』 at 日生劇場

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今回のわたし的注目点は、演出が菅尾さんだということ。

フィガロの同じ箇所を3人の演出家が演出した企画で、岩田さん、田尾下さんと並んで、目の前で演出するのをみせていただいた方がなのです。

随所に、彼が言っていた言葉が浮かぶほど、彼らしい演出で、思わずにやり(笑)していました。

明日ご覧になる方は以下ネタバレ注意‼️

デスピーナが、2人に恋愛を説く段になると、掃除婦姿から、黒装束の鞭を持った嬢王様風に変身!上から目線に変わることを視覚化していて面白い。

舞台を現代に移し、男性2人は戦争に行くところは宇宙に行きます。これはラストで、宇宙服を着た別の2人に、女性2人が謝るというシーンにつながります。中身が(この場合、顔や肉体ですが)見えなくても、彼女たちは謝るのです。外見が違っても愛せるのか、心が入れ替わっていたとしても愛せるのか?という問いが何気ないところで表現されます。

男性2人が、博士と作ったアンドロイドの女性2人は、入れ替わった異国人に恋をすると、ロボット的な動きが、人間的な動きになり、ラストで男性2人が帰国すると、また、アンドロイドの動きになります。

その後、女性2人は愛を受け入れる言葉を歌うけれど、棒立ちのまま。

男性2人はパソコンで、女性2人をコントロールしようとするけれど、全く動かず、諦めて、ビニールを被せてお釈迦にしようとするやいなや、女性2人は、ビニールを払いのけて、彼らの銃を取り、彼らに銃口を向けます。驚いた2人をよそに、女性2人は退場して幕‼️

そりゃそうでしょう!心を弄んだのですから‼️

いやいや、爽快なラストシーンでしたd(^_^o)

1幕の終わりと2幕のはじめを同じ舞台、同じ人物配置にして、観客の心が繋がるように工夫、これはよく考えられている。

細かいところは過度の演出に感じないことはないけど、総じて、何を伝えたいかのよく伝わる素晴らしい演出でした💕

今後も菅尾さんに注目です。

歌手陣は、歌も演技も大健闘、広上さん率いる読響も素晴らしいかったです(^^)

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