講座 「トスカニーニとその芸術を語る」 by ハーヴェイ・サックス さん at 東京文化会館 4階 大会議室

sponsored link

抽選で50名ほどの聴講者でした。

トスカニーニ研究の第一人者ハーヴェイ・サックスさんによる日本初講演。

美しい英語で、配慮あるテンポで語るハーヴェイさんはとても紳士的で、トスカニーニ愛を押し付けることなく、トスカニーニの人となりを客観的に語ってくださいました。

トスカニーニの人生をなぞるように話を進めながら、トスカニーニの人物像ご浮き彫りになるようなお話をしてくださり、漠然としていたトスカニーニ像の輪郭が少しクリアになりました。

特に面白かったのは、トスカニーニとマーラーの人間関係。

この2人は1シーズン半、ニューヨークメトロポリタン歌劇場で一緒だったんだけど、トスカニーニは既にあのマーラーがメトに行っているということで、重い腰が上がったという。

2人のオペラに対するアプローチは似ているが、トスカニーニがメトに行った時はマーラーが心臓病になっていてトスカニーニが知っているマーラーではなくなっていたらしい。

2人は違うところが多いがマーラーはトスカニーニのことを素晴らしい指揮者だと言っていた。

トスカニーニは、トリスタンとイゾルデのマーラーの解釈はトスカニーニ自身とは違うが、とても価値があると認めていた。

トスカニーニは、マーラーを指揮者としては一目置いていたが、マーラーの作品は評価していなかったが、トスカニーニのアシスタント指揮者が、マーラーの曲を指揮したのを聞いて、自分も指揮すればよかったと言った。という話があるが、私(ハーヴェイさん)は信憑性を疑っている。

なるほど〜。

ムーティさんはトスカニーニの唯一の後継者だと思っていると、語った後、この場に来てくださっていますと、ご紹介!

はい、ミーハー根性(笑)がむくむくと湧いてきて、ちゃっかり、サインをいただきました(笑)綺麗な紙がなかったのが残念、でも、ラッキー(^_^)v

コメント

タイトルとURLをコピーしました