演出 バイエルン歌劇場の《タンホイザー》を観て思うこと

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素晴らしいオペラを聴いた時には、演出なしで演奏会形式で聴きたいと思うことが多々ある。音楽だけで十分満腹感を味わえると感じた時だ。だから、素晴らしい演奏家が集う時には演奏会形式でオペラが表現されることも多い。でも、古今東西、何故、莫大なお金をかけて色々な演出家が演出をするんだろうか?演劇の世界では同じ演目でこんなにも多くの演出家が手を替え品を替えて演出することはない。

そこには演出家が表現したいと思う世界があるからだと思う。今回のバイエルン歌劇場の《タンホイザー》も、正直なところ、演奏会形式でもう一度聴きたいと思った。

でも、今までの《タンホイザー》とは視点を変えて演出されている面白さは他では得難いものがあったのも事実だ。これはこれでとても意義のある演出だと思う。

何故、目や耳に、上半身をあらわにした女性が矢を放つのか?

何故、ヴェーヌスベルクのヴェーヌスの肉体はドロドロに溶けているのか?

何故、歌合戦の場面で全員横になるのか?聴衆の足の羅列は何を意味するのか?

何故、エリーザベト自らタンホイザーを矢でさすのか?

何故、ラストの棺には、タンホイザーとエリーザベトではなく、フォークト(歌手名)とアンネッテ(歌手名)と書かれているのか?

まだまだきりがないくらいに何故?はあって、私たちに問いかけてくる。それをあ〜でもない、こ〜でもないと考えることがオペラ鑑賞の醍醐味の一つでもあると思うんです。

謎が解けた時、腑に落ちた時に、あ〜やっぱりオペラは面白いと思うんです!

〜〜〜

オペラは切り口が多くて一つの演目でも語れば色々あります。

総合芸術の極みですね〜〜〜d(^_^o)

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