舞台装置「ホリゾント」

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昭和音楽大学教授で、新国立劇場のいくつかのオペラの舞台監督をしている大仁田雅彦氏のお話より

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オペラの舞台装置はそもそも「装飾された反響版」の役割を担っている。バレエなら布を垂らしてもいいが、オペラは舞台の周囲を音響のために囲む傾向がある。だから、他のジャンルに比べてタッパが高く構造的にも建築の領域に近づいている。

舞台の後方の壁の映像を映すところを「ホリゾント」という。ホリゾントは以前は布だったために、布目が見えてしまったり、透けないために厚くしたりと問題点が多かったが、ドイツのゲネンツなどの会社がビニールでホリゾントを作った。新国立劇場もそれになっている。布は前から映像を当てたが、ビニールは後ろから当てられるので舞台が広く使え、危険も少なくなった。イタリアやドイツではこういう舞台のマテリアルだけで成り立っている会社が結構ある。日本ではそれだけで成り立つ企業がないのが残念。ホリゾント自体も毎年進化している。それで、近年プロジェクションマッピングの演出が増えている。

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数十年前、大学の吹奏楽部時代に、渋谷の渋谷公会堂(CCレモンホール、現在、改装中)で演奏会をしたことがあった。その時、ホリゾントという言葉を覚えて、曲に合わせて、アッパーホリゾントとロアーホリゾントと、舞台後ろの壁に写せる色は上下で立ったの2色だったのが懐かしいd(^_^o)

それにしてもホリゾントがビニールになっていたとは!驚きだわ!

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