《神々の黄昏》ワーグナー at 新国立劇場 2017/10/14 vo.3

sponsored link

「お馬鹿さんは放っておきましょう!あの英雄は自分が賢く強いと思っているけど、料簡が狭くて何も見えていない!」(3人のラインの娘)(井形ちづるさん訳)

ワーグナーのオペラには時々さらっとこういうセリフが挟まっている。それはまるで、今を生きる私たちをどきっとさせるために書いているかのような言葉なのです。そして、登場する人々もまた、どこかにいるようないないような人々なのです。

今回の《神々の黄昏》で言えば、

ノートゥングを持っていることで自信を持っていて、ハーゲンやグンターの言葉を疑いもせず鵜呑みにして、グートルーネの美しさに惹かれて、善悪も考えずにブリュンヒルデに近づき他人になりすまして誘惑する単純なジークフリート。

ハーゲンの言葉に乗せられていることに気づかず、自分の信念もなく、グートルーネにジークフリートを、自分にブリュンヒルデをと考えるグンター。

指環を得ることで権力を自分のものにしようとするが、自分は動かず、グンターやグートルーネを使い、裏でほくそ笑んでいるハーゲン。

なんだか、22日に衆議院選挙を控えている、どこかの国の政治家さんたちみたいに見えてくるのは私だけでしょうか?(笑)

ワーグナーの作品って普遍的な要素が多くて深〜いですね!d(^_^o)

コメント

タイトルとURLをコピーしました