講義《椿姫》ミラノ・スカラ座で26年間《椿姫》の上演がなかった!2017/10/16

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時間が取れる時はできるだけ、いろいろな方の講義に参加している。多くの話を伺うと最小公倍数が見つかったり、最大公約数が見つかったりして、自分の中での作品が立体的に構築できるから。

そして、何よりの大好物は、本には書かれていないことを伺えること。ともすると本題より面白いんだよね、これが(笑)

今回は《椿姫》の講義だったんだけど、冒頭での井内先生の体験談をご紹介します!

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ミラノ・スカラ座はマリア・カラスの亡霊が出る!と言われている。1964年にフレーニがヴィオレッタを歌ったけれど、声はいいがヴィオレッタに見えなくてブーイングを食らったそうな。なんと驚くことに、1990年まで、ミラノ・スカラ座で《椿姫》が上演されなかった。それはマリア・カラスファンの天井桟敷の面々がブーイングをするのを恐れてだった。だから、天井桟敷の人々のブーイングを防ぐべく、天井桟敷の席を抽選にして、ブーイングをしそうな人を抽選から外して(あらら、これって?笑)初日を迎えた。ムーティ指揮で、ファブリッチーニがヴィオレッタ、アラーニャがアルフレッド。初日は大好評だった。初日が0Kなら後の日にブーイングをするのは粋ではないらしく、無事に過ごすことができたという。

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井内さんは実際に1990年の初回に立ち会い、歌劇場の担当者からこの裏話を聞いたそう。不正な抽選をして、オペラを守ったというのは面白いですよね。オペラ上演にはいろいろなエピソードが隠れているから面白いd(^_^o)v

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