プッチーニとレオンカヴァッロ、両者の《ラ・ボエーム》の相違点

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堀内修先生の講義より

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レオンカヴァッロも《ラ・ボエーム》を作っている。私(堀内先生)は今までに二回観ている。一度は海外、もう一つは日本で。

原作はフランスの劇作家ミュルジェの小説「ボヘミアン達の生活情景」で、これは雑誌の連載だった。タイトル通り青春群像の物語。

レオンカヴァッロのオペラは青春群像そのもので、ミミとロドルフォが突出していない。原作に忠実で、こっちを観てから、プッチーニのを見ると納得するところが多々ある。この

一方、プッチーニのオペラはミミとロドルフォの恋愛を中心にしていて、音楽をモザイク的にすることで、青春群像をとりこんでいる。原作ではミミも浮気な女性だけれど、プッチーニは自分好みの可愛い女性に書き換え、ムゼッタをより艶っぽくしている。

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レオンカヴァッロとプッチーニはとても仲が良くて、レオンカヴァッロはプッチーニにこの題材での作曲を促したけど、プッチーニは興味を示さなかったので、レオンカヴァッロが作曲を始めたら、プッチーニも興味を持ってレオンカヴァッロに作曲をしていることを伝えないままに、作曲して発表してしまった。初演はプッチーニが先で、1896年トリノのテアトロ・レージョ、レオンカヴァッロが1年遅れの1897年ヴェネツィアのヴェニーチェ座で。だから、それ以来二人は不仲になったと言われている。あらあら、プッチーニさんちょっと勝手ね!でも、素敵な作品を残してくれましたから、許してあげましょう!

ネットサーフィンしていたら、レオンカヴァッロのは日本初演が2004年3月だったみたい。堀内先生はきっとそれをご覧になったんでしょうね。

私は一度もレオンカヴァッロの《ラ・ボエーム》に出逢ったことがないので、是非一度、聴いてみたいものです。

ということで、気づいたらレオンカヴァッロのことばかり書いてしまいました_φ( ̄ー ̄ )(笑)あ、し、か、ら、ずm(__)m

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