夜の女王の侍女3人は仮面に長い指と爪
大蛇は中国の獅子舞のように数人で棒で支えて大規模
タミーノは白塗りで歌舞伎まではいかないけど隈取りがあって、髪型は日本髪に後ろは長く垂らす感じ
童子(ここでは人形)は大きなガチョウに乗って空を飛ぶ
タミーノとパパゲーノが試練の場に移動するときはこのガチョウの尾に掴まる
毎回進化していく熊たちはぺらぺらで数人で操るとタップも踏めるし、軽快にダンスもできる
と、思い出しただけでもこれだけ視覚的に面白く作ってあって、お金、かかるだろうなぁと妙なところに気がいったり(笑)しながら、《魔笛》の世界を楽しんだ。
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違う観点から見ると、フリーメイソンを意識させる三角形がいたるところに使われていたこと。画面を観ながら、あ!ここにも!あ!ここにも!と目が止まり、ただただ楽しいだけの魔笛ではないことも演出家の意図が見え隠れして面白かった。
覚えている限りの△
*冒頭の薄幕にも字模様のように
*宮殿のセンター
*宮殿の照明
*タミーノの衣装の右肩
*3人の女性の衣装の前
*夜の女王の背後のフラッグに▽の銀のモチーフが貼られている
*パパゲーノの首回り、緑の服にオレンジの三角
*罰として口にかまされる鍵の代わりのもの
かな。明らかに意識的に三角のモティーフが使われいるのがわかる。
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歌に関してはやはりメトロポリタン歌劇場は質が高い。
パパゲーノを十八番にしているマルクス・ヴェルバ(バリトン)を筆頭に、大御所のルネ・パーペ(ザラストロ、バス)も素晴らしい。
夜の女王は待機時間が長く、12分半しか登場しないそうだけれど、とても検討していた。が、やはり、私の一番好きなダムラウさま(笑)にはかなわないですね(笑)すみません、ここは主観がかなり入っているかもしれませんm(_ _)m
もう、上映は終わってしまっていますが、wowowで放送されたら是非ご覧ください!楽しめること、間違いなしです。
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