《ドン・カルロ》《カルメン》《ばらの騎士》

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初めてオペラを生でみたのは《ドン・カルロ》だった。実在の人物を登場させて、父子関係、恋愛、教皇と王様の力関係、主従関係の愛など、あらゆるものを有機的に入れ込んだヴェルディの力作だった。こんな世界があったのかと、心底驚いた。音楽、美術、照明、演出、台本、指揮者、オケ、歌手、大勢が関わって一つの作品になっていて、感動を呼び起こす。

次が《カルメン》だった。イギリスのロイヤルオペラハウス(通称ROH)で観る機会を得た。せっかくイギリスに行くのだからオペラを観たいと思ったからだった。でも、海外で観ることに対しての興奮!休憩時にワインを飲んだりするスペースが体育館並みに広いことなどのROHの建物自体に対する驚愕!で、オペラそのものを楽しむ以前に、そこにいる自分に感動してしまっていた。

そして、3作目が《ばらの騎士》だった。《ドン・カルロ》が知的好奇心を満たしたとすると、《ばらの騎士》はエモーショナルな部分で、私の心を魅了して離さなかった。2幕冒頭の銀の薔薇の贈答シーン、そしてラストの3重唱と2重唱には、ほんと、トロけてしまった。

この3作品が私の人生を大きく変えた。大げさだなぁ〜とも思うけど、実際に、今、オペラの演出を頼まれるようになった。この3作品を観たときにこんな時が訪れるとは夢にも思っていなかったのだから。

と、長々自分のことを書きましたが、新国立劇場で《ばらの騎士》が今月から上演されるにあたり、井内先生の講義を受けてきたので、その講義の内容を書こうと思ったら、まず、この点を書かないではいられなくなったという次第(笑)

わたくし事を読んでくださり、ありがとうございました。次回、講義内容をレポートしますねd(^_^o)

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