ヴェルディ《オテロ》at オーチャードホール 東フィル 指揮 演出 バッティストーニ 2017/09/08

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ホールを出たのは夜10時、
金曜の夜の渋谷の街は昼間以上に喧騒という言葉がよく似合う。
そんな中、
私の脳は至福の時間の回想タイム(笑)

暗転になりバッティストーニが登場すると、いきなりマックスの拍手!
それをさらりとかわし、会釈もなくいきなりタクトを振り、嵐のシーンに誘う。
呆気にとられる私たちにお構いなく、バッティストーニのスピーディなタクトがグイグイ物語を進行させる。

演奏会形式といっても、歌手陣は表情豊かに演技し、感情露わだ。
特にイアーゴのイヤーらしさは絶品!
バッティストーニが「イアーゴをメフィストフェレに、卑怯な行為と利己主義に専念する悪の信者に変身させ」(翻訳、井内美香先生)たと解釈したとおり、セリフもそう考えると合点がいくd(^_^o)
ラストシーンで、
自害したオテロを見下ろしてから、客席にゆっくり顔を向けたイアーゴの表情は彼の中の多重の感情を凝縮し絶妙な空気を醸し出した。

歌ではデズデモーナの「柳の歌」と「アヴェマリア」がこんなにも美しく切ない歌だったとは、今日初めて知った。デズデモーナを歌ったエレーナ・モシュクの消え入るようなピアニッシモ、きっと一生忘れられない!

プロジェクション・マッピングについては、正直なところ、ちらちら動き過ぎてうるさく感じた時が多々あった。
音楽が素晴らしければ、過度の演出は要らない。
2人が愛を語るシーンで、宇宙をイメージした映像と、オテロの心情を表現したであろう舞台後ろの面の16個の四角を崩す映像にはふむふむd(^_^o)共感した。

まだまだ思うところあるけど、オペラは切り口多過ぎてキリがない(笑)
ですので、この辺でm(_ _)m

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