ドヴォルザーク《ルサルカ》ドラマトゥルクレクチャー by 宮城聡(演出家)&阿部賢一(チェコ文学者) 2017/9/3 at 日生ビル会議室

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11月にある日生オペラ《ルサルカ》の勉強会

宮城さんの解釈は
ルサルカの住む世界と王子の住む世界を
ボヘミア↔︎ロンドン、ニューヨークとして捉えている。

(うろ覚えで、正確ではないですが、こんな感じ〜笑)

ドヴォルザークはスラヴ舞曲集を出版してもらうことで、外界に羽ばたいた。が、同時に、それはスラヴ舞曲そのものではなく外界受けするように加工したものである。そのことに苦悩があって結局は戻ることになる。

ミュシャも美しいポスター画で売れるものの最後はチェコに戻ってスラヴ叙事詩を描くように。

アフリカの親指ピアノは付属の輪を取り除くことで、西洋音楽に取り入れられるが、取り除いた時点でアフリカ音楽そのものではなくなっているように。

ルサルカは王子の世界に憧れ、自分の世界から飛び出すものの声を失う。声を失うことを自分と重ねているのではないか。ルサルカは失念してもとの世界に戻りたいが王子の犠牲を伴い躊躇する。王子は自分の世界、同時に自分自身にも決別すべくルサルカと共に水の世界に沈む。

つまり、水の精のおとぎ話ではなく、今のこの時、この場所で生きている私たち自身の問題として捉えてほしいというのが、宮城さんのお考えでした。

宮城さんはとてもトークがお上手で、2時間の間に、クスッとすること幾たびも(^-^)/

想像力というより空想力が秀逸で、きっと現場は楽しいだろうなぁとふと思った。

日生劇場に隣接する日比谷公園は、ドイツビールフェスタ!赤ら顔の酔っ払いカップルやグラス片手に歓談する友達たちが、青空のもとプロスト!

彼らを横目で見ながら日比谷公園を通り、丸ノ内線霞ヶ関液に向かった。

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